MDMA(エクスタシー)の重篤な健康被害: 米国を蝕む覚醒剤MDMAの恐怖
1.急増する世界のMDMA汚染 2004年ごろから、日本では覚醒剤のMDMA(メチレンジオキシメタンフェタミン)の輸入密売が急増。 2004年は前年度比200%を超える約41万錠が押収されましたが、2005年の2月11日に埼玉県で 摘発されたケースは史上最大の規模で約29万錠、末端価格で11億円強ともいわれています。 日本の2013年押収量は約850キロ、2012年に較べ倍増。1グラム7万円といわれますから 換算してみてください。 12年の中国16,000キロ、タイ10,000キロには及びませんが日本でも着実に覚醒剤汚染が進んでいます。 (錠剤の重量換算は不明) 覚醒剤のMDMA汚染は若年層を中心に世界中で急増しており、健康への新たな脅威となりました。 特に米国社会の汚染は深刻。 国際警察(Interpol)のMDMA押収データは新しいものが入手できませんが、 1999年の世界レベルの押収量は2200万錠といわれており、これは前年の約4倍増となります。 このうち米国での押収量が半分以上を占めます。 1999年のヨーロッパ全体の押収量は141万錠で、これも前年(1998年)の約3倍増。 ...