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世界の生牡蠣市場を盛り上げる日本のマガキ: これであなたも生牡蠣博士第一話:日本の生牡蠣とノロウィルス:30年間生産量が増えない世界の牡蠣養殖の何故?
これであなたも生牡蠣博士第一話:日本の生牡蠣とノロウィルス:30年間生産量が増えない世界の牡蠣養殖の何故?

岩手県のマガキ.大震災の打撃から立ち直りつつあります。
生牡蠣なら宮城県を含めた三陸といわれる美味なマガキ。海岸に迫る緑と荒海から湾内への強い水流.牡蠣は豊饒な海で清浄に育ちます。誰もが美味しいという世界の牡蠣生産が30年間も増えない理由は?

 

世界の生牡蠣市場を支配する日本のマガキ:オセアニアと東南アジア
ウェリントン・ランプトン・ハーバー(Lambton harbour)の カジュアルなシーフード・レストラン。 これであなたも生牡蠣博士第五話: オセアニアの生牡蠣は1にブラフ、2にブラフ、3、4、がなくて5もブラフ。 一度食べたら病みつき間違いなしの超美味。 シーズン(3月から)にブラフを見逃したら後悔します。     オセアニア両国の国旗は南十字星を配した類似デザイン。 二つの紋章からは野生が感じられます。 1.シーフードに関心の薄い在オセアニアのイギリス人 オーストラリア、ニュージーランドは長い海岸線を持ち、マリーンスポーツが盛ん。 魚介類もかなりの種類が獲れますから、観光客はシーフード天国を期待する方が多いようです。 ところが、よほど探さないとグルメがお気に召すシーフードレストランはありません。 大都会の港、シーサイドには観光客向けの景色が良く、インテリアデコレーションに凝った 先進国並みの豪華レストランがいくらもありますが、いまだに大雑把な観光客用の料理を出す レストランが大部分。 世界を知るシ-フードグルメならばまず満足ができないでしょう。 この国の成り立ちから考えれば食文化...
世界の生牡蠣市場を支配する日本のマガキ:北アメリカ太平洋岸とメキシコ・ガルフ
これであなたも生牡蠣博士第四話: 1.産地間競争が激化する北米大陸の牡蠣生産業 北米大陸の商業用牡蠣生産の伝統と歴史なら東海岸。 商業用牡蠣の生産量なら西海岸とメキシコ湾。 現在の東海岸の生産量は需要を十分に満たしていませんから全国に流通する量では後者が圧倒。 総生産量で全米市場を寡占していますが、2000年前後から市場が変化し、新たな戦略が求められています。 生産量は少なくなりましたが、アイデンティティーのある東海岸産はグルメのファンが多く、 産地間競争を繰り広げるルイジアナ州、ワシントン州、オレゴン州、カリフォルニア州、 フロリダ州などの新たな脅威となっています。 生鮮魚介の輸送方法の発達とともに競争の激しさは増すばかり。 牡蠣は海水なしに相当期間生存しますから輸送が比較的易しい貝。   数十年間続く世界的な牡蠣需要の低迷は北米大陸生産者共通の 悩みですが、差別化が出来ていない産地が新たな戦略を展開。 牡蠣は品種が限られるだけに、まずは新たなネーミングがスピード感のある打開策。 ウェスト・コーストのつぎの戦略はオセアニア、フランスなどからの品種導入、 絶滅した原種オリンピアの復活な...
世界の生牡蠣市場を支配する日本のマガキ: フランス
これであなたも生牡蠣博士第二話: フランスは生牡蠣文化発祥の地. シーズンにはお魚屋さんに様々なサイズの牡蠣があふれます.M2~M5の数字はサイズ. 小さい数字が大きい牡蠣.価格はダース単位.サイズ2の大きさになると1個単位の価格. 上の写真はマレンヌ・オレロン産の牡蠣を主体に売る店.ファンの多い ブルターニュのモルレー産プラタルクム牡蠣(マガキ)も特別に扱っています (下段の写真左上部の赤札表示).取材はナント(Nante:2013年12月) *文中の町のシンボルは仏語でブラゾン(Blason:紋様)と呼ばれている。 漁業が有名な町の紋様デザインに帆船のモチーフが多いのが興味深い。 1.生牡蠣はフランス発の世界的な生食海産物 9月を迎えると北半球北部はグルメに待ち遠しかった生牡蠣のシーズンに入ります。 生牡蠣といえば、第一にフランスを思い浮かべる方が多いと思います。 事実、歴史が古い初秋のパリ、リヨン、マルセーユなどの都市部ではレストラン店頭に山盛りの生牡蠣が溢れます。 自称グルメは餌のプランクトンを充分に食した春先の牡蠣が美味しいと評価しますが、ノロウィルス、A型肝炎ウィルスや腸炎...

1.生牡蠣産業の将来と慢性アレルギー患者が絶えない問題点.

生牡蠣産業はマニアックともいえる愛好者が世界中に多い割に、この30年間成長していません。
養殖海面の汚染による寄生虫やヘルペスの蔓延により各国の生産量が低下。
供給が細り、価格が高騰していることが最大原因と言われますが、ボディーブローのように効いているのがアレルギー発症者の増加。
新たな摂食者が現れれば、感染症発生患者がそれを帳消しにする。
一旦感染症が発症すればアレルギー症状が慢性となり、2度と食すことが出来なくなるのが特徴的です。
プラス・マイナスゼロ状態が30年間も続いている最大の理由であり、この問題を解決しなければ、世界の牡蠣産業は発展しないといえるでしょう。

1個の牡蠣には3万個の微生物が取り付いているといわれ、その種もノロウィルス(後述)、A型肝炎、腸炎ビブリオ菌、赤潮のプランクトン毒など多様ですが一旦中毒すると、それからは食するごとに、頭痛、痙攣、発疹、嘔吐、下痢、呼吸困難などアナフィラキシーを含む原因不明のアレルギー症状が出るようになり、再度の摂食が困難といわれます。
また、それが母子遺伝するのではないかとも喧伝されています。
事故発生により生牡蠣ばかりでなく、牡蠣加工食品まで摂食できなくなる人が漸増し、牡蠣愛好者は増えるどころか、漸減しているのではと懸念しています。
汚染海域での養殖、モラルの低い関係業者、韓国産などの偽装輸入品混入、産地直売の無殺菌生牡蠣などを排除し、安全性確保に全力をあげることが解決策ですが、まずはアレルギー未発症者を大事にし、原因病原の感染を未然に防ぐことでしょう。
陸上で微生物の少ない海水を使用してカキ養殖を試みる業者もいるようですが、コストが高く。
販売価格が3~5倍にはなるようですから一般への普及には時間がかかるでしょう。
それ以上に困難なのは養殖は餌(エサ)が味を決めます。
海岸に迫る緑と荒海から湾内への強い水流.牡蠣は豊饒な海で清浄に育ちますから陸上養殖では美味しい牡蠣が期待出来ません。
ノギボタニカルではグリコーゲンはじめ天然ジンクとVB12がとびぬけて豊富な健康食材を安全に楽しく、末永く食せるように、また、内外のシーフードレストラン、オイスターバーで楽しく注文できることを期待しています。

2.養殖牡蠣の主要品種

牡蠣は分類学上、軟体動物門 (Mollusc)、二枚貝網 (Bivalvia)、イタボガキ科 (Ostreidae)に属します。イタボガキ科には3属あります。

*オストレア(Ostrea)属,
*クラッソストレア(Crassostrea)属,
*ピクノドンタ(Pycnodonta)属.

 

日本各地の海岸には様々な形状の牡蠣殻が打ち上げられます。
テトラポットや防波堤にはムール貝と共に天然の牡蠣も付着しますが可食部分はほとんどありません。(神奈川県藤沢市江の島海岸)

牡蠣は世界に100種類以上あるといわれますが、食用として重要な品種は10種類もないといわれています。それもほとんどは天然。
養殖は圧倒的にマガキ(Crassostrea gigas)が多く、その他の数種類はイースタン(Crassostrea verginica)を除くと生産量がわずかです。
牡蠣の豊富な種類を売り物にするレストランなどでは、同じ品種であっても産地名を付け異品種として勘定しています。
養殖牡蠣は収穫年によって、同じ品種でも産地とその海域(潮流、塩分濃度、水深、海藻など)、養殖方法、サイズ、収穫年によって異なる味覚を楽しむことが出来るからです。

マガキ以外の食用牡蠣品種
クラッソストレア属(Crassostrea):米国西海岸で養殖されているバージニア種
クラッソストレア属(Crassostrea):オーストラリアのロック・オイスター(養殖は少量)。
オストレア属(Ostrea):米国西海岸で復活しつつあるオリンピア種
オストレア属(Ostrea):フランスのブロン(米:ベロン)など
オストレア属(Ostrea):ニュージーランド、チリのブラフ・オイスター(養殖は微量)。

日本の養殖牡蠣主要品種
日本ではフラットなオストレア属(Ostrea)の生産が少なく、大きな市場に出回るのはクラッソストレア属(Crassostrea)のマガキ、イワガキがほとんど。

 

岩手県のマガキ。同じ産地、同じ養殖場のマガキも生育状態が異なり、形状が様々になる.

日本産の牡蠣は6種類
*クラッソストレア・ギガ(Crassostrea giga)(マガキ)
*クラッソストレア・ニッポナ(Crassostrea nippona)(イワガキ)
*クラッソストレア・アリアケンシス(Crassostrea ariakensis)
(別名クラッソストレア・ヴィヴラリス C. vivularis)(スミノエガキ)有明湾の通称ヒラガキ.セッカ
*クラッソストレア・シカメア(Crassostrea sikamea)(シカメガキ)
*クラッソストレア・エキナータ(Crassostrea echinata)(ケガキ)
*オストレア・デンセラメラーサ(Ostrea denseramellasa)(イタボガキ)
生産地、収穫年により、同じ品種でも形態、成長速度、グリコーゲン、ジンク含有量等に違いがあります。
また牡蠣は亜種、雑種が出来やすいとも言われています。

  

秋田県男鹿半島の天然イワガキ(Crassostrea nippona)
天然貝は殻にヒレシャコガイのような多重のヒレ(fin)がある。
3年を過ぎた貝の大きさは養殖物Mサイズの3倍以上。(戸賀湾)

茨城県産イワガキ(Crassostrea nippona)

 

3.日本の養殖牡蠣産業の将来

日本近海に約20-25種類が生息するといわれますが、養殖されているのは、ほとんどがマガキ(クラッソストレア・ギガ:Crassostrea gigas)。
マガキは外国で通称ジャパニーズ・オイスター((Japanese oyster)、パシフィック・オイスター(Pacific oyster)といわれる種類。
その他で成果が出てきたのがクラッソストレア・ギガ:Crassostrea gigas)属のイワガキ養殖(Crassostrea nippona)。
養殖場所によって味が大きく異なりますが、割烹や居酒屋には天然に比べて安価なために多くの養殖イワガキ愛好者がいます。
イワガキのセールスポイントは身肉の大きさ。
ただし、内臓が大きい身肉に必ずしも愛好家が多いとは限りません。
先進国の欧米では小型が好まれる傾向がありますから、評価はこれから。

九州有明湾が中心のマイナーなスミノエガキ、シカメガキ(マガキと同じとの説も)も養殖業者が減っており、絶滅危惧種指定の天然物が産地の「かき(牡蠣)小屋」で出される程度。

スミノエガキは米国東海岸のチェサピークで日本からの導入検討があり、かなり期待されたようですが、最終的に没になりました。
現地には経過のレポートがありますが、理由は今一つはっきりしません。

世界に食用出来る天然牡蠣、養殖品種はいろいろありますが、200年を経て主要品種が絞られたのにはわけがあります。
スミノエガキ、シカメガキ、イタボガキは日本では永い養殖の歴史を持っていますが、メジャーになれなかったのには歩留まりなど生産性にそれなりの理由があったからです。広島、宮城など古くからの産地では業者数が減少しているようです。

生食牡蠣はまず安全性。加えて生産コストが安く、美味しいことが最優先条件。
ローカルなマーケッティング上の差別化のためにマイナーな天然牡蠣が観光地の「かき小屋」で販売されることが多いようですが、焼牡蠣はともかく生食牡蠣は安全性が担保されません。
「牧場からそのままの牛乳」とPRして未消毒(ノン・パストライズ)のミルクを直売する危険に通じます。

日本では産地ごとの味の違いに無関心なようですが、米国ではクマモトといわれる生食牡蠣が人気です。
これをシカメガキと決め付ける人が米国にもいるようですが、差別化のための情報といわれます。
独自の学名を持つシカメガキそのものが、マガキないしはその亜種という説があります。
半世紀以上前にはシカメガキが輸出されたこともあるかもしれませんが、現在の美味しくコストの安いクマモトはマガキの延長線上という説が大勢です。

日本でもオストレア属のベロン(ブロン)の養殖を小規模に試みた人がありました。
宮城県気仙沼湾の唐桑町舞根地区の(有)水山養殖場(畠山重篤代表)ですが(2004年現在)、2011年の大震災で打撃を受け、現在は復興計画中(?)
ブロンの再生産は不明ですがブロンは美味しい牡蠣として著名。
養殖は困難が伴うようですがフランスでは寄生虫害前までメジャーな牡蠣でした。

日本の1998年の生産量は38000トン(むき身)でしたが。それからは漸減傾向続き。
新型コロナ禍の激減期を除いても、2022年の生産量は2019年より、やや減少しています。
2011年の東北大震災で種牡蠣を全国に供給する宮城県の牡蠣産業が壊滅的被害を受けたこともあり、今後も楽観は許せません。
養殖生産量の約半分18,000~20000トン(むき身)前後を広島県が占めますが岡山、兵庫近海を加えると瀬戸内海産が圧倒的過半数。
その他の主要産地は第二位の宮城県が5,000トン(むき身)前後。
岩手県、三重県(的矢牡蠣)が続きますが、いずれも生産量は横ばい。
東北産は生食牡蠣の味覚と安全性に定評がありますが2011年以降は震災の影響で10分の1くらいに激減。
現在はやや持ち直していますが、まだまだです。
こだわりの美味しい牡蠣が広まれば牡蠣食人気が復活するかもしれません。

 

島根、京都、新潟、秋田など日本海沿岸地域と
太平洋の三陸、茨城が名産だった天然イワガキ。
近年は各地で養殖に成功.単価が高く、有望な品種として市場の成長株.
写真は熊本県天草近海産の養殖イワガキ(Crassostrea nippona).

4.佐藤忠勇氏による生牡蠣滅菌法の発明

佐藤忠勇氏(1887年~1984年)によって1925年に志摩半島の的矢湾に設立された佐藤養殖場が開発した、「オゾン・紫外線併用殺菌海水装置」は生食牡蠣を出荷するのには必須の設備となっています。
この装置は、紫外線による殺菌灯を海水に1分間照らして無菌状態にして、その海水をパイプで送り込み、シャワー状に牡蠣に降り注ぐシステム。
汚水は水槽の底から流れ出るようにして、再び牡蠣が汚水を取り込まないように工夫してあります。
この中で牡蠣を数日間飼育すると、体内にあったものが全て排出され、20時間で細菌や内臓の汚れをすべて吐き出します(佐藤養殖場の情報)。
殺菌された牡蠣はグリコーゲンなどが減少するといわれ、加熱する牡蠣は殺菌しないほうが美味しいと言われています。

消費者まで人手を経ないで届くパック詰めの生牡蠣は、「むき身」や「他人が開いた殻付き牡蠣」「紫外線無照射の殻付き牡蠣」に較べ安全度が高いといえます。
生食愛好者の唯一の選択肢、ともいえるノロウィルス、A型肝炎対策といってよいでしょう。
現在は殺菌後出荷に早くから取り組み、産業汚染の少なく、生食牡蠣出荷禁止海域の無い東北産がお奨め.加熱用牡蠣とは、鮮度が古いことではなく、他地方には生食禁止海域があるからです。
賞味期限は製造日から3日間.ただし最終日(三日目)に食するのは避けたほうが良いでしょう。
最近は消費期限のみを表示する生産者がいますが、不誠実であり、避けたほうが良いと思います。
宮城県産の清浄度が評価されているために、広島など瀬戸内の生産者が宮城産をパックしているケースが複数あります。

 

5.牡蠣の食中毒がノロウィルスと呼ばれるまで

 

牡蠣に当たる、という表現で多発していた中毒症状の大部分が、ノロウィルスに起因すると解明された(明かされた)のは比較的最近のこと。
牡蠣から感染するウィルスはヒトカリシウイルス科(Caliciviridae)に属する、カリシウィルス(caliciviruses) で、当初は小型球状ウイルス群(SRSV:Small Round Structured Virus)と呼ばれていました。
小型球状ウイルス群は冬期(11月~3月)に多く発生し、ウィルスが牡蠣などの二枚貝(あさり、ほたて、はまぐり)の中腸腺に蓄積されています。
牡蠣は海中においてエラで呼吸する時に、プランクトンと一緒に小型球状ウイルス群を吸い込み、中腸腺に運び込んでSRSVを濃縮蓄積すると考えられています。

*SRSVとノーウォーク様ウイルス 
1968年にアメリカ、オハイオ州のノーオーク(Norwalk)で児童に集団中毒が発生し、1972年になって病原ウィルスの検出に成功したため、2002年の学会では ノーウォーク様ウイルス(Norwalk‐like viruses:NLV)と名付けました。
後にノーウォーク様ウイルスはSRSVと同じことが判明し、米国ではSRSV をNLVと呼ぶ学者が多くなりました。
ノーウォーク様ウイルスによる胃腸炎は,これまでに患者数で2300万人、入院者は5万人、死亡者が310人と記録されています。(2003年CDC米国疾病管理センター)

*新種のノーウォーク様ウイルス その後日本でもSRSV類は総称してノーウォーク様ウイルスと呼ぶようになりましたが、この頃、欧米ではすでにノーウォーク様ウイルスを
ノロウイルス( Norovirus )と総称するようになりました。                                    
近年になり、ヒトカリシウイルス科には遺伝子の異なるウィルスが次々に発見され、発見地の名前が漸次つけられています。
*ノロウイルス( Norovirus )の症状と対策               
ノロウイルス( Norovirus )は食中毒の65%を占める原因ウィルスといわれますが、小腸でウィルスが増殖する感染性胃腸炎で、潜伏期間は1-2日、腹痛、吐き気、おう吐、下痢、発熱があります。

日本では1997年に食中毒原因物質として指定され、第4類感染症に分類されました。
このウイルスは酸、アルコール、塩素(2003年現在の情報)に、抵抗性があり、培養ができないことと、動物感染実験ができないことで、
多くのことがいまだに解明されていないといわれています。

免疫は数ヶ月で失われる上に、株の異なるウィルスには通用しません。
加熱による殺菌は、60度では30分以上でも不十分ですから、100度は必要。       
現在、生牡蠣は食品衛生法によって海水中の細菌数が基準を満たしている海域で養殖されたもののみとされていますが、体調が悪いとき、過労時は生牡蠣の摂食、または過食は避けるべき。(国立感染症センター)。

ヒトカリシウイルス科のノロウィルスとは遺伝子が異なる同科のウィルス。
発見地の名前が付けられています。
● サッポロウイルス(Sapporo-like viruses SLV)
● スノーマウンテンウィルス(Snow Mountain virus)
● モンゴメリーウィルス(Montgomery County virus)
● ハワイウィルス(Hawaii virus) 
● トートンウィルス(Taunton virus)
● ムーアクロフトウィルス(Moorcroft virus)
● バーネットウィルス(Barnett virus)
● アムールリーウィルス(アマルリーウィルス)(Amulree virus)
胃腸炎を起こすアストロウィルス(Astroviridae)も
過去にはカリシウィルス科に分類されていましたが、現在は別科目です。

(生鮮食材研究家:しらす・さぶろう)
初版:2004年3月
改訂版:2013年11月

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