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アスベストの健康被害:訴訟で壊滅した米国企業癌(がん)と発癌物質のニュースと解説

火山灰(岩)による健康被害: ガラス質の粉塵にさらされた人が中皮腫に関して12の質問
ガラス質の粉塵にさらされた人が中皮腫に関して12の質問

御嶽山噴火は火山弾による被害が大きく、未曽有の惨事となりましたが、
火山灰を吸引した被災者や火山灰影響下にある住民が注意しなければならないのは
塵肺(じんぱい)、珪肺(けいはい:シリコーシス)と呼ばれる疾患。
アスベストによる石綿肺(アスベストーシス)の親戚です。
これらは火山岩の石英など微細なミネラル成分が肺気管の様々な場所に突き刺さることによって
引き起こされますが、通常は発症までに信じられないほどの時間がかかります。
定期健診で異常の早期発見が出来れば切除によって治療できますが、放置すれば
治療法がありません。

ケベック州ブラックレイク(black lake:カナダ)のアスベスト鉱山.

 

 

ケベック州ブラックレイク(black lake:カナダ)のアスベスト鉱山展望台.
鉱山を見渡す展望台は外来の入場も可.

 

1.どのような職業に従事した人が胸膜中皮腫(mesothelioma)を注意すべき?

火山岩系石材や石炭の切り出し、掘削、加工、施工などに従事した人が主としてケイ素を
主体とした石英、長石などガラス質の粉塵で罹病するのが「けい肺(silicosis):塵肺」
火山岩の一種が繊維状に堆積したアスベストの掘削、加工、施工などに従事した人が
罹病するのが「石綿肺(asbestosis)」。
主としてこの二つに関連する職業に従事した人が発症を常に注意すべきです。
また2014年9月の御嶽山の噴火では多数の方が火山岩粉塵を吸引してしまいましたが
周辺住民を含めて同様の健康被害の可能性を否定できません。

日本の墓石や装飾石材は火山岩の御影石(花崗岩)、安山岩が中心。
加工従事者が珪肺(シリコーシス)を発症しやすい環境です.
欧米の石材文化は大理石.ケイ素を含有しませんから珪肺はほとんどありません。

 

健康被害の最大原因物質であるアスベストはコストパフォーマンスが良いために
建材分野、断熱材分野で幅広く使用されてきました。
やっかいな肺がんの中皮腫発現が一番危険なのはアスベストを直接産出した鉱山で
働いた方ですが、日本の場合は輸入が途絶えた第二次世界大戦中に採掘した程度です。
アスベストは大部分がカナダなどからの輸入に依存しています。
アスベストの用途は95%が建材分野ですから、断熱材、防火剤、屋根材、壁材、床材の製造工場従事者は
注意すべきでしょう。
造船、自動車、パイプ関連業界の配管防護断熱材、ブレーキパッド用途などが、これに続きます。
粉塵が管理される生産工場より、危険率が高いのは、学校、工場、オフィスビルや古い住宅の解体従事者。
アスベストの全てが野放しであった1980年ごろまでに、床、壁、天井、鉄骨の断熱、防火吹き付け工事、
パイプの配管断熱工事などを担当した施工工事業者も危険です。
建材の分野では火山岩成分で作られるガラスからのグラスファイバー、
火山岩成分を繊維状に加工するロックウールなども危険性を指摘されています。
*中皮腫の原因は火山岩の粉塵ですが、因果がはっきりしているのは、いまのところアスベストだけ。
けい肺(silicosis)も肺がんですが中皮腫の原因かどうかはまだわかりません。

 

2.過去に問題業務に従事しましたが、どのような検査が必要でしょうか?

レントゲンやCTスキャンは胸膜中皮腫が増殖しないと発見が困難と言われます。
ただし、手遅れかどうかの微妙な段階での発見が出来ないことはないそうです。
画像の診断には熟練が必要ですから、熟練医が在籍する病院を探すことが第一歩。
この段階での発見が出来れば不治の病ではありません。
問題業務従事経験者は定期的な検診が特に重要です。

 

3.問題業務従事者が日常生活で注意することはありませんか?

タバコが50倍も危険度を高めると言われています。肺に水が入ることも危険です。
エイズは特に危険といわれます。
ラドンなどの放射線に被曝すると発症率が高くなるという研究があります。
ラドンは身近な放射線ですがラドン発生のの多いところは避けるべきです。

 

4.中皮腫はアスベストで発症するものですか?

アメリカの裁判記録によれば中皮腫の原因で解明しているのはアスベストのみです。
ただしアスベストは長い裁判で膨大な費用を投入し、多くの研究が証拠提出されたために
明らかになりましたが、他の素材はそこまで研究が進んでいないだけです。
欧州、アメリカ(米国)共に毎年約1万人の中皮腫死亡者が発生していますが、
日本は1995年から2004年までの10年間で死亡者が約7千人。
日本のアスベスト建材は世界でも有数の大生産量。
欧米に遅れること数十年で、大量生産、大量消費が始まりました。
死亡者が多発するのは、これからの数十年間と推測されています。

 

5.中皮腫の診断はどのようにするのですか?

他の肺疾患の症状と似ていますが、中皮腫はアスベストに被曝してから数十年後に
発病することが多いために早期発見は非常に困難。
特徴的な兆候がないからです。
下記は肺疾患に共通する症状ですが、中皮腫にも現れるそうです。
肋膜の胸水の流出(pleural effusion)、呼吸困難(Dyspnea)と肺や背中の痛み、
体重減少が、諸症状の中でも顕著だそうです。
飲み込みの困難(dysphagia)、血痰(hemoptysis)、せき、顔や首への腫れ物、吐き気(nausea)などが
現れることもあるようです。
いずれにせよ専門医の診断を出来るだけ短いピリオドで、定期的に受けることです

 

6.中皮腫は他の肺疾患とは関係がありますか?

中皮腫の原因が判明しているのはアスベストですが、病状の進行にエイズ、肺がんなど他の肺疾患が
大きく影響することが判明しています。
肺結核については関連文献が見当たりません。

 

7.中皮腫に有効な薬はないのでしょうか? アリムタ(Alimta)の有効性は?

早期発見、切除が唯一の治療法といわれます。
手遅れにまで増殖した中皮腫には、2004年2月に米国食品医薬品局に承認された
ペメトレキセド(pemetrexed disodium)があります。
商品名はアリムタ(Alimta)。
イーライリリー社(Eli Lilly and Company)から発売されました。
中皮腫に対して30%くらい延命率が高くなるといわれますが、
副作用も強く、治癒の決め手とはならないようです。
多くの場合、アリムタはこれまでの制癌剤のシスプラチンと併用して使用されます。

 

8.日本でも禁止になった青石綿、茶石綿以外のアスベストは安全ですか?

アスベストによる健康被害:
アスベスト(Asbestos)を使用した、断熱材、防火材、床材、塗装材などの 製造過程、施工過程において、200人近くの肺がんによる死亡者が発生していたことが、 2005年に大手製造会社のニチアスやクボタから公表され、物議をかもしました。

 

日本では一部の規制(1995年)を除いてはクリソタイル(chrysotile:
白石綿・温石綿)が野放しでしたが、
クリソタイルが安全と言う根拠はありません。
アスベストによる健康被害:アスベストの種類とその危険性
実験などで、青石綿が溶けにくかった事例はありますが、
発症の原因がまだ解明されていませんから、安全な石綿が、どの種類かは不明です。
規制は、代替品が開発されたものから順番に強化されます。
クリソタイルがブレーキパッドや建築ボードなどの順に規制されたのは、
この理由からです。
規制されていない、イコール安全と言うことではありません。
アメリカではカナダのケベックから白石綿が大量に輸入されていましたが、
現在では両国共に危険鉱物として扱っています。
行き先の無くなったカナダ産アスベストは規制の無い日本をターゲットしました。

 

9.園芸で使用していますが、バーミキュライトは危険と聞きましたが?

最も危険なバーミキュライトはモンタナのリビー鉱山のものといわれます。
トレモライトなどを含めてアスベスト系鉱物が最高15-6%ぐらい含まれていたました。
閉山までは欧米市場の相当部分を占めており、当時は日本にも断熱、防火剤として輸入されています。
他の鉱山のバーミキュライトやバーミキュライトと称する類似鉱物には
アスベスト系鉱物の含有量が0-1%以下といわれるものもあるといわれます
。ただし分析を公表する産地は少なく、また同じ鉱山でも産出場所によってばらつきますから、
確認が困難です。
詳しい説明ができる発売元の商品を選択すべきでしょう。
米国環境庁はバーミキュライトの園芸使用には細心の注意と代替品の使用を呼びかけています。

 

10.アスベスト含有量が1%以下の鉱物やアスベスト含有製品は安全ですか?

過去の世界保健機構(WHO)の安全基準発表にも反対論が数多くあります。
これまでは、この数字を目安にしていましたが、アスベストの被曝が、
どの程度なら安全で、どこまでの被曝が危険というデータは、
筆者が知る限り、ありません。

 

11.大気のアスベストは危険ですか?

人体へのアスベストの安全量が不明ですから、安全な濃度の
研究データもありません。
大気汚染防止法でもアスベスト濃度の基準がありますが、
WHOなどの基準を参考にしており、見直しの必要があるようです。
アスベストは微量と言えども、人間の活動範囲からは除去するのが理想。
住宅地で屋根、壁から飛散するアスベストはそれほど心配ないといわれますが、
アメリカでは屋根裏部屋や配管がある地下室などは利用しないよう
警告しています。
アスベスト鉱山、関連製品生産工場は少なくなりましたが、
鉱山や工場周辺の大気のアスベストは濃度が高い場合があり、
危険と言われます。
厚生労働省が事業所名を公表するようになりましたから、
アスベスト扱い事業所の地域はわかります。
工場も、生産現場での管理次第ですが、管理の悪い工場では
1リットルの空気にアスベストファイバーが1万本検出されることも
あるそうです。
また解体現場、廃棄物処理場、貯蔵所近辺は危険濃度が予測されます。
過去には車のブレーキパッドなどに使用されましたから、
交通量の多い下りの坂道、交差点は危険濃度になるといわれます。
肺疾患を抱える方は、高濃度が予想される場所には注意が必要です。
火山灰が充満する場所では粉塵のミネラルがアスベストーシス、シコーシスの原因となる
可能性を否定できません。
今後の調査とデータの蓄積が必須でしょう。

 

12.断熱材のロックウール、グラスファイバーとアスベストはどのような違いがありますか?

どれもがアスベストの主要成分である、珪素を中心に構成されていますが、
詳しくいえば結晶が異なります。
アスベストの珪素は非常に小さな紛体の結晶ですが、
ロックウール、グラスファイバーはそれに比較して大きな固体のために
大気と共に吸引されることはないといわれています。
ただし一部で微細な粉体が生じる可能性は否定できません。
十分な注意をする必要はあるでしょう。
これまで塵肺、けい肺といわれた肺疾患は珪素の粉塵が原因です。
アスベストの場合も、どの程度の大きさの粉体結晶が、
どれだけの量で危険であると言う因果関係がいまだ不明。
その他珪素含有製品についても、不明なことは同様です。
日本でのロックウールは鉄鉱石の残滓からガラス状繊維を取り出したものが
多いようです。
またグラスファイバーはガラスを繊維状にしたものです。
これらは髪の毛の5000分の1くらいといわれるアスベスト繊維に較べれば、
太い繊維ですが安全性の研究は確たるものではありません。

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