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湘南文化よもやま話:湘南を愛した人々

「湘南人」の音楽家平尾昌晃さんと湘南学園創立80周年音楽祭

湘南で育ち、湘南を愛する音楽家の平尾昌晃さん。
平尾さんが小、中学時代を過ごした忘れられない母校が湘南は鵠沼の湘南学園。
太平洋戦争後に葉山から大磯までの広い範囲に点在する別荘を居宅に替えた学童の
受け皿となり、50年代より戦後湘南文化を発信し続けた学校として知られています。
(平尾さんも代々木の本宅が焼けて、別荘に定住した一人です)
今年2013年は創立80周年。学園では11月に2日間の盛大な記念音楽祭を開催。
卒業生、近隣住民、養護施設、老人ホームなど広い範囲に招待状を出しました。

音楽祭は湘南らしく、湘南学園らしく、楽しい音楽ならばジャンルにこだわらず何でもあり。
そのメインイベントの一つが2013年11月17日に開催されたポピュラーミュージックの日。
3時間近いショーの演出は「湘南人」平尾昌晃さん自身が「歌先案内人」と称したプロデューサー。
「歌で繋ごう未来へ」がテーマのライブショーは舞台と客席が一体となって歌い、踊る趣向。
彼の思想は「音楽や歌は一人で歌うものではない、一人で聞くものでもない」
ほとんどがステージを降りて観客と一体のパフォーマンス。

 

7年前新設された多目的アリーナに本格的な舞台装置、照明、観客席を特設。

 

ステージで演じたプロは「葵と楓」と「田川裕之」の三人だけ。
湘南学園のコーラス部、ダンス部、若い先生たちが平尾さんの
演出で歌と踊りを担当。
 さすがプロの演出というテンポの速い、飽きない展開。
自分の大好きな湘南と湘南学園のビッグイベント。
何度も足を運び、打ち合わせとリハーサルを繰り返していました。

 

前半のステージは自身が作曲した「瀬戸の花嫁」などの日本の歌

 

 

80周年記念音楽祭のライブステージ

ステージは太平洋戦争終戦直後の流行歌から、学生や先生が演ずる
AKBのヘビーローテーションまで昭和、平成を縦断した幅広い歌を披露。
まさに大戦後半世紀のポピュラー音楽史。
共に歩んでいるのが「湘南人」の平尾昌晃さん。
選曲からは彼の感性がハッキリと浮かび上がります。

「星は何でも知っている」 「霧の摩周湖」「思い出」「瀬戸の花嫁」などの自作曲。
プレスリーの「ラブミーテンダー」「ハウンドドッグ」「監獄ロック」「ブルースウェードシューズ」など
数々のヒット曲やリトルリチャードの「リトルダーリン」など。
「君といつまでも」「上を向いて歩こう」「涙君さようなら」「北国の春」「恋の季節」
など自身が好きな曲も盛りだくさん。
湘南学園時代の初恋相手が「ミヨちゃん」。そのミヨちゃんも元気に来場。
敬愛していたという亡くなられたばかりの島倉千代子さんの追悼もありました。

 

ステージを降りて観客と共に歌い、ロックを踊る平尾昌晃さん。

平尾さんと養護施設とのかかわり
ライブショーに参加した養護施設や老人ホームの人たちに優しく語りかける平尾さん。
ステージを降りた平尾さんと困難ながらも共に歌おうと努力する子。
パフォーマンスではありません。
平尾さんは20代の駆け出しのころから老人ホームや障害者施設、幼稚園への訪問演奏を始め、
皆が喜んでくれるのを見るのがなによりの喜びと、弱者を支援、保護する福祉活動を永年続けています。
半世紀を優に超える活動は売名ではないことを誰もが認める本格派。
現在でも質素な生活を続けており、来園時は服装はリクルートスーツのような地味な色とスタイル。
運転手付き超高級車のベントレーで来園した同級生が二人いましたが、彼は自家用車なしでした。

 

本番前夜.リハーサルを指揮する平尾さん

現在の活動拠点は自身が創設した「ラブ・アンド・ハーモニー」と名付けられたNPO法人。
30回を超えるチャリティーゴルフ大会は知る人ぞ知る歴史ある催事。
日本で最も古いチャリーティーゴルフ大会の一つ。
70才を過ぎても各地で精力的に開催されているチャリティーコンサートは「湘南人」平尾さんの
使命感の強さと、モットーにしている「愛」が原動力。

平尾昌晃さんの思想とその背景

江の島より片瀬川河口方面を望む.
ビル群が旧洲鼻(すばな)エリア.
下の部分拡大写真の中央部分が旧平尾別邸付近.

平尾さんの父親はレート・クレームの商標で明治から昭和にかけて、フランス風化粧品で
一世を風靡した平尾賛平商店(1878年)の三代目。
中学時代の彼は江の島の真ん前、片瀬川東岸の洲鼻に立地する豪華な別荘の住人。
広いピロティ-には卓球台が置いてありました。
卓球は神奈川県の代表ともなった腕前。
バスケット、野球などスポーツ万能。運動神経は抜群でした。
平尾さん同様に都会で生まれ、1950年代60年代に湘南で恵まれた青春時代を過ごした
若者たち。
精神的な自由と心の豊かさに最も価値を認めます。
戦勝でひときわ輝いていた50年代の米国。
精神的、経済的に豊かな自由を謳歌する米国。
その文明、文化を持ち込んだ進駐軍(米軍中心の占領軍)の影響を受けた湘南の若者は
疑うことなく、迷うことなくそれを全面的に取り入れていました。
それが戦後湘南文化の発祥であり、「湘南人」の始まり。
「湘南人」代表の一人が平尾昌晃さん。
エルビス・プレスリーの出現は脳震盪を起こすような衝撃だったと話しています。
衝撃が音楽を終生の道に選んだ動機となりました。

「いつも詩を詠んでください。困難を凌ぐことが出来ます。
良い詩があれば私に作曲させて下さい」
と、ステージで観客に呼びかけた平尾さん。
仕事、結婚、病気等の数々の困難を乗り越えてきただけに説得力がありました。

学業優秀だけが評価基準でない、個性を伸ばす教育が湘南学園。
「出る杭を育てる」、その自由さが今日の自分を作ったと語ります。
当時の湘南学園の音楽担当は小川先生(旧姓甲斐)、担任は桜庭行(あきら)先生、園長が宮下正美先生。
中学の修学旅行に必須の配給米持参を忘れた平尾さん。それを助けたのが宮下正美園長。
乏しい中から園長が分けてくれた話は「食い物の感謝は一生忘れない」というべきエピソード。
60年を超えてもその先生方への謝恩を忘れず、ステージで紹介していました。

全力投球したステージ終了後の卒業生レセプションでは当然ながら憔悴しきっていました。
若いころから持病があり、最近は体調が思わしくないそうですが、音楽には常に全力投球。
その後、場所を移した親しい同級生との小さな会合で初めてくつろげたことでしょう。

 

サラリーマンと変わらぬ地味な服装.次々に挨拶に来る旧知の後輩に疲れを隠して、
笑顔の対応をする平尾さん.
下級生の面倒見が良かった彼の「愛と優しさ」の人柄は今も変わりません.

 

(しらす・さぶろう)

 

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