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トランス脂肪酸のニュースと解説健康と食品の解説

覚えておきたいトランス脂肪酸の有害性と対策の常識

日本は動物性生クリームやショートニング、バターが欧米より3倍は高価.
必然的に植物性食用油を使用してマーガリンやショートニングを作ります。
不飽和脂肪酸の植物性食用油は脂肪酸をトランス脂肪酸に変換させなければパンの形状が維持できません.

コンビニ業界の王者セブンイレブンがパン類を目玉にトランス脂肪酸追放運動を再開
これからはバターなどに変わる製法の開発と選択が課題となります.

セブンイレブンがトランス脂肪酸追放運動を再開

セブンイレブン(以下セブン)は売上4兆円超の30%以上が
ファーストフード関連の外食。
飲料を入れなくとも1兆数千億円の売り上げで日本一の料飲店といえるセブンが
パン類を目玉にトランス脂肪酸追放運動を再開しています。
セブンはかねてより自社開発製品から添加物などを排除し
食の安全に取り組む姿勢が業界一。

ほとんどの外食関連企業は難題のトランス脂肪酸追放を試みてはいるものの、
成果が上がっていません。
最大ネックはコストの増加。
コスト面から採用できる代替品は安全性確保に自信が持てないからです。

セブンがその現状を打破しようとする試みは高く評価すべきで、総売り上げが
10兆円(外食関連は3兆円超)に迫るコンビニ業界ばかりでなく、
日本の食品産業全般に与える影響力は消費者にとって強い味方です。
(2017年から、ヨーカド―・スーパーの惣菜売り場が推進しているコレステロールを減じた
「健康的揚げ物」と称するコロッケなどは、最も重要な過酸化脂質排除に言及しないで
販売されているためにお薦めできません)

加工食品、調理食品の40%以上に含まれていたトランス脂肪酸は
欧米が先導して減少しつつありますが、その代替商品(パームオイル、遺伝子組み換えキャノーラなど)には、新たな問題が発生しています。
代替商品はトランス脂肪酸低減のターゲットには成果があるものの有害性も見過ごせません。
「モグラたたき」となっている医薬品に似ています。

アジア諸国は感染症対策もあり爆揚、爆炒調理が多いため、想像以上に食用油の健康被害に敏感.
米ぬか油やトランス脂肪酸ゼロ油が当たり前のように売られています.(バンコク:タイランド)

セブンイレブンは2010年にもトランス脂肪酸を追放の試みを公表しましたが
その後は沈黙。
マクドナルド失敗の二の舞い?と心配されていました。
2002年に追放のアドバルーンをあげたものの、成果が上がらず沈黙した
米国のマクドナルド。
詐欺ではないかと消費者からの集団訴訟で敗訴。
総計9億円近い賠償負担が生じました。

消費者運動のターゲットとなったマクドナルド社のトランス脂肪酸
1.トランス脂肪酸のマクドナルド訴訟とは 消費者がトランス脂肪酸の危険性に気づき、食材、添加物に選択がむつかしい 外食から排除しようとする運動。 10年前にカリフォルニア州で始まりました。 最初の標的は外食産業の雄であったマクドナルド。 ト

 

セブンの取り組みが売上高増強のツールだけとは信じたくありませんが
諸外国に較べ遺伝子組み換え食材を使用できない日本でトランス脂肪酸を
追放することは欧米以上に難題。

大方の専門家がセブンの宣言にいだく最大の懸念は
トランス脂肪酸を減少させている方法が開示されていないことです。
代替品による新たな危険性の発生や、脂肪酸バランスの崩壊は
欧米でも問題になっており「モグラたたき」状態を脱する
安全性確保の妙案がいまだに待たれているのが現状だからです。

トランス脂肪酸の有害性は各国の学者が様々な角度から検証し、
常識化しつつありますが、最近になり日本では管理栄養士や
医療関係者による未消化、未熟な解説がネットやテレビなどの
メディアにあふれるようになり、消費者を混乱させています。

食品産業がいまだに模索中では消費者には情報の取捨選択が難しい時期ですが
オランダで問題提起された90年代から20年間以上この問題に取り組んでいる
ノギボタニカルが消費者に知ってもらいたい要点をアトランダムに箇条書きにしました。

キャノーラは遺伝子組み換えでオレイン酸比率を上げ、トランス脂肪酸低減問題を解決(?)しています。

覚えておきたいトランス脂肪酸の有害性と対策の常識

1. 「トランス脂肪酸は児童から高齢者まで脳機能に作用し認知症を早期化させます」

 

2. トランス型脂肪酸は脳の血管に悪影響を与え、アルツハイマーやパーキンソン病の原因となります

3. 「トランス脂肪酸は免疫力を損ないます」

4. 「トランス型脂肪酸は血中の中性脂肪の大部分を占めるトリグリセロールが増加することで
インシュリン抵抗性が増し、高血圧、糖尿病、心臓病の原因となります」

5. 「トランス型脂肪酸を炭水化物とシス型不飽和脂肪酸の混合物に置き換えれば、
善玉(HDL)コレステロールが約2倍に増えます」

6. 「パームオイル(飽和脂肪酸)や遺伝子組み換えの主流となっている
強化オレイン酸(オメガ6)の過剰摂取はリノール酸の過剰摂取と同様に
脂肪酸バランスを崩します」

https://nogibota.com/archives/7885

7. 「バターにはマーガリンなど植物性油脂に、はるかに勝る安全性があります」

日本のマーガリンからはトランス脂肪酸がなくならない
トランス脂肪酸の有害性が認知され、世界の食品業界はその排除に真剣に取り組んでいます。 1990年代よりこの問題の広報に取り組んでいたノギボタニカル。 アトピー、肥満、心臓血管病など諸悪の根源と言われるトランス脂肪酸は 食品業界に深く侵入して

8. 「50年前の植物性食用油製法ではトランス脂肪酸が発生しませんでした。         
現時点での選択肢は昔ながらの製法しかありません」
 9. 「アジアのミルク・チョコレート、アイスクリーム、ケーキの大半は相当量の
トランス脂肪酸化した油脂を使用します」

 https://nogibota.com/archives/4234

 

 

EU工場製のチョコレートがお薦め.
大部分は動物性油脂を使用しており、より安全です.

10. 「おにぎり製造機など器械を使用する量産加工食品の大半は型抜きなどに
相当量の植物性食用油を使用します」

11. 「日本人の食生活は欧米とは異なり蛋白.トランス脂肪酸の摂食は
少ないというのは短絡的な思考」

日本製のケーキ、スナック菓子、アイスクリーム、インスタントラーメン、チョコレートなど
加工食品には相当量の植物性不飽和油脂成分が使用されており、
重複すれば、欧米以上の多量なトランス脂肪酸摂食量となるケースが多いでしょう。
これはトランス脂肪酸に寛容な日本に特徴的なトレンドです.

12. 「トランス脂肪酸の摂食限度や一日摂取値(Daily Value:DV)は
確定できていません」

13. 「代替品の主流の一つパームオイルには発ガン性物質3-MCPDの含有
危険性が指摘されています」

第19項の参考記事にパームオイルの解説があります.

14. 「使い古しや開栓後の経過時間が長い食用油はトランス脂肪酸に勝るとも劣らぬ
有害性があります」

過酸化脂質は老化や疾病の元となる活性酸素発生の最大原因となり
動脈硬化や発癌を招きます.
植物性食用油(不飽和脂肪酸)は最も過酸化脂質となりやすい脂肪酸.

老化、癌を招く過酸化脂質(ペルオキシド)の過剰摂取
老化、癌を招く油脂過剰症は過酸化脂質(ペルオキシド)の過剰摂取: 食用油の酸化防止法 老化、癌を招く油脂過剰症は過酸化脂質やトランス脂肪酸により発症します。 過酸化脂質(ペルオキシド:peroxide)とトランス脂肪酸は親戚。 一般的には同

15. 「日本のケーキやパンは大半がトランス脂肪酸豊富なマーガリン、
植物性ショートニング、植物性生クリームを使用します」

バターや動物性生クリームが欧米の3倍くらい高価だからです

16. 「トランス脂肪酸、過酸化脂質の有害性を和らげるのは天然ビタミンE」
天然ビタミンEは抗酸化作用を持つとともに、シス型不飽和脂肪酸の酸化を防ぎます
(合成ビタミンEサプリメントは危険性があります)
 https://nogibota.com/archives/4270

 

 

17. 「トラン脂肪酸排除とコレステロール排除は意味が異なります」
 コレステロールは有益なビタミンD、細胞膜、胆汁、
ステロイドホルモンなどを産生しますから安易な排除は健康維持に逆効果

 

18. 「トランス脂肪酸は万病の元といわれますが、研究が本格化してからまだ
10数年.これまで以上の本当の怖さが解明するのには数十年以上かかります」

 

19. 「トランス脂肪酸が日本で追放できない最大原因は遺伝子組み換え問題」
スーパー(グローサリー)で販売される食品の70%に
遺伝子組み換え農産物(GM)が混入している米国と、それほどではない日本では
遺伝子組み換え代替品受け入れに大きな温度差があります。
「脱トランス脂肪酸に禁断の実を選択する食品業界の多国籍企業」

老化、癌を招く過酸化脂質(ペルオキシド)の過剰摂取
老化、癌を招く油脂過剰症は過酸化脂質(ペルオキシド)の過剰摂取: 食用油の酸化防止法 老化、癌を招く油脂過剰症は過酸化脂質やトランス脂肪酸により発症します。 過酸化脂質(ペルオキシド:peroxide)とトランス脂肪酸は親戚。 一般的には同

 

20. 「牛肉の赤身に含まれるトランス脂肪酸は見過ごせぬ有害性があります」

加工肉、食用肉の亜硝酸ナトリウムはトップクラスの発がん物質
加工肉の亜硝酸ナトリウムはトップクラスの発がん物質(WHO:IARC): 加工肉、食用肉の発がん性 2015年は世界保健機構(WHO)の傘下組織である国際がん研究機関(IARC)が 1965年にがん研究と、その広報を始めて50年の区切り。

 

(ご参考)

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歴史が浅いバイアグラは化学合成物質ですから長期間服用の安全性は不明ですが、その機能は窒素合成阻害酵素の阻害機能。 シトルリンが窒素合成の素材として機能し、レスべが窒素合成酵素を作り出す機能と切り口は異なりますが、中枢神経を興奮させる媚薬、催淫剤と一線を引く点では同じです。

 

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