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世界の健康と食の安全ニュース

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旬のカタクチイワシとマイワシが育てる賢い子

関東以西では美味しいシコイワシ、マイワシが相変わらず豊漁で 価格も激安。 末端では大型マイワシが1匹50円前後で販売され、 漁港近辺ではシコイワシ(セグロ)がタダに近い価格。 大衆魚中の大衆魚となっています。 マイワシは獲れない年が続くとキロ2,000円などと高級魚扱いになりますから 都会では今の安値が信じられない人も多いでしょう。 イワシ類はDHA/EPAなど各種脂肪酸が日常的な食用魚類では最も豊富. 養殖されておらず、脳神経損傷や催奇性を持つ 恐ろしい水銀、ダイオキシンの汚染が最も少ない魚の一つ。 カタクチイワシの大群がお団子状態(江の島水族館) 密集して塊となるのは全体像を大きく見せることで外敵を防ぐといわれています。 群泳するマイワシ(池袋サンシャイン水族館) 1. イワシ類は健康志向の最重要海産食材 「頭が良くなる青魚のオメガ3」が脳神経、視神経に優れた働きを 持つことに異論はほとんどありませんが、これは経験的(疫学的)な知識. 天然のオメガ3が脳神経に有用なメカニズムの詳細はいまだに未明。 現段階ではオメガ3の効能は魚油全体の成分と相乗しているだろうと いうこと. DHA/...
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偽装列島を健康に生き抜く知恵(2) ホットな話題の遺伝子組み換え大豆との付き合い方

世界的に欺瞞が絶えない食品、食材業界と上手に付き合い、健康生活を維持する手法を 提言するシリーズを続けていますが、今週は米国科学アカデミーの安全性宣言とも とれる唐突な発表を機会に最大の遺伝子組み換え作物である大豆を取り上げました。 グリーンが遺伝子組み換え作物導入国.米国大陸が圧倒的に多い. アイコンは導入作物(米国農務省) 1. 米国科学アカデミー有志が遺伝子組み換え作物の安全性を強調 2016年5月16日に米国科学アカデミー( US National Academies of Science)の 有志研究者(約50名)らは「遺伝子組み換え作物(GM:genetically modified organism) が在来品(conventionally bred crops)に較べ危険であることを示すなんらの 確証も得られなかった」と*発表しました。 *Genetically Engineered Crops: Experiences and Prospects これは遺伝子組み換え作物(GM)の安全性に関する約20年間の研究論文(約900本)を 精査した結果によるとのことですが 農...
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海産毒素(2): 温暖化で北上する魚類神経毒のシガテラ中毒(ciguatera) イシガキダイ、バラハタは要注意

1.  イシガキダイを原因とするシガテラ中毒 イシガキダイ(石垣鯛:spotted parrotfish:Oplegnathus punctatus) イシダイ科 本州中部以南沿岸の岩礁域に生息する。 イシガキダイはシガテラ毒(ciguatera)のシガトキシン(ciguatoxin:CTX) を持つ熱帯系の渦鞭毛藻(プランクトン:Gambierdiscus toxicus)を特に好み、 毒魚となるといわれます. 近似するイシダイ(石鯛:Oplegnathus fasciatus)に近い味覚ですが、 3割くらい安価で取引されます。 首都圏では中毒発生で話題のバラハタよりイシガキダイを原因とする シガテラ中毒が最も身近でしょう. コストダウンを目論む料飲店が今でもメニューにしますから要注意. イシガキダイ(画面下部)はイシダイ(画面に垂直)に似た風味. 鮮度が良ければ美味しい魚. 90年代くらいにはお寿司屋さんなどでも珍しくない魚でした。 2.  漁業関係者や調理人がスジアラ(アカジン)とバラハタを間違える? 2016年4月に東京築地市場でバラハタを買った中華料理店がメニューに. バラハ...
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偽装列島を健康に生き抜く知恵(1) 加湿器PHMG騒動:DEET忌避剤:「ロドデノール事件」

健康被害をもたらす偽装、偽称、データねつ造への対処法を シリーズでお送りします. 健康被害を防ぐための新たな「傾向と対策」です。 スタートは最新ニュースの韓国殺人加湿器ほか2件。 多大な貢献を果たしている有機化学工業には健康被害の副作用も 1. 科学の発展による新たな健康被害 最近になり「ビキニ環礁被ばく事件」「水俣病賠償訴訟」 「アスベスト賠償訴訟」が報道され、改めて「放射線」「メチル水銀」「アスベスト」が 被災数十年後に凶器となることを思い知らされた方が多いと思います。 石炭、石油の有機化学工業が開花した70年前ごろから 因果関係がはっきりしない難病、不可解な病が多発。 また同じく約70年前の原爆投下以後、多数の放射線被爆者によって放射線の 有害実態が明らかになりました. 水俣病、サリドマイド奇禍、中皮腫肺がんなどの原因が化学物質であることが 認知されたのはそれから数十年後. その間に灰色となって糾弾された行政や加害企業の逃げ口上は 「70年以上前は医学が未熟.顕在化しなかった疾病ではないか」 「因果関係の分子レベルでの立証がない」 化学の発展のために、企業利益追求のために、やむを...
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海産毒素(3): 触ると危険な魚や海洋生物: 最強毒のオニダルマオコゼは超美味

オニダルマオコゼ(ニャチャン:ベトナム) これまでご紹介したのは食べると危険な魚ですが、食べて美味でも、鰭(ひれ)や 棘(とげ)など、特定の部位や体表を触ると危険な海洋生物がいろいろいます. 研究者が多くないために毒物の解明が未熟ですが、「敵を知る」基本を学べば 恐れる必要はありません. 危険な海洋生物は、釣りやダイビング、シュノーケリング、磯遊び(tidepool)で 出会うことが珍しくありません.写真で色や形状を覚えておくと便利です. 成人は気配りが出来ますが、幼児を干潮の水たまり(tidepool)で遊ばせる 時には大人が十分気を付けねばなりません. 大部分がタンパク質の神経毒ですから幼児は危険. 写真でご紹介できませんが、この他で身近なのはアイゴです. 1. オニダルマオコゼ(Synanceia verrucosa:stonefish)の猛毒 浅瀬に棲息し、石と見間違うことが多いためにダイビング、シュノーケリングでの 事故が絶えません.その容姿はまさにストーンフィッシュです。 日本列島では沖縄、奄美大島、小笠原諸島など亜熱帯域に棲息. 温暖化により温帯域に棲息することもあり得ま...
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ふぐ毒が切り開いた神経伝達物質のメカニズム解明

超高価な食材として知られたフグも養殖の拡大により比較的身近になりましたが フグといえば誰もが連想するのはフグ中毒。 致死性毒を持つために、鉄砲、北枕、ガンバ(葬式のお棺ガンより)、 ナゴヤ(尾張、終わり)などと死を意味する別称で呼ばれます。 フグ中毒はフグ毒のテトロドトキシン(tetrodotoxin)が 神経伝達物質の出入り口、ナトリウムチャネル(後述)を閉鎖阻害するために、 神経が麻痺して起こります。 この作用は植物毒にも観ることが出来ます。 植物の重篤な中毒は大部分がアルカロイドによって 引き起こされる神経毒.アルカロイドの作用解明はフグ毒の解明から始まりました。 (写真上右)そうしはぎ(Scrawled filefish:Aluterus scriptus)神奈川県相模湾江の島近海産 (写真上左)そうしはぎ(Scrawled filefish:Aluterus scriptus)山口県下関近海産 有毒な「そうしはぎ」はカリブ、インド洋など暖海系ですが、 近年は温帯の広い範囲にも生息し東日本でも珍しくありません。 内臓に猛毒(バリトキシン)があり、温帯で食べる人は稀です。 ウスバ...
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フランス人の健康食生活に学ぶ: フランスの大蒜(にんにく)生産事情

フランス人に心臓血管疾患が少ないのは赤ワインとともに好まれるニンニク. 中でも好まれているのがロゼや紫のアントシアニン含有品種. 紫玉ねぎ、紫キャベツとともにその健康効果を知るフランス人に愛されています.   Cadours (紫ニンニク:l’Ail Violet の町) 1. フランスとニンニク(大蒜) にんにく(大蒜:Allium sativum)はフランスでは古くから栽培され、 ガリア(ガロ)・ローマン(Gallo- Romaine)時代からの栽培記録があるようです。 フランスではAil(アュ、アイュ、アイユ)と呼ばれており玉葱類に次ぐ人気食材。 にんにくは唐辛子、とうもろこし、豆類と異なり新大陸の発見により 諸国に広められたものでありません。 原種といわれるAllium longicusは、中央アジアやヨーロッパ南部で4000年の栽培の 歴史があるといわれ、研究者によればヒポクラテスが紀元前430年に記述した記録もあります。 フランスの栽培農家は15,000軒前後、6,000ヘクタールの畑で、ピークには 年間46,000トン(1996年)くらいの生産量がありましたが、現在は漸減...
糖尿病のニュースと解説

天然魚油のDHA/EPA(オメガ3)とは: 脂肪酸代謝物エイコサノイドとプロスタノイド

1.脂肪と脂質をもっと詳しく知ろう 脂肪といえば、悪いイメージをお持ちかもしれませんが、脂肪はエネルギー源となるばかりでなく、 性ホルモンや細胞膜の大部分を形成する原料として生体に必須な重要栄養素です。 人間の脳の60%をも脂質が占めることから、1996年頃より、脳神経、視神経や脳の発達と脂肪酸の 関連研究発表が相次ぎ、特に脂肪酸の中でも視力、記憶力など脳視神経に重要な働きを持つ魚油の オメガ3が話題になってきました。 近年の遺伝子学、分子細胞学では、たんぱく質研究の急進展とともに、炎 症、アレルギーとオメガ3の 重要な関連も、より詳細に報告されるようになりました。   2. オメガ3(EPA/DHA)は血管の内外で機能します 天然魚油から得られるオメガ3(EPA/DHA)は血液をサラサラにするという表現があります。 これは血中で脂質を運ぶリポたんぱく質や血管内皮細胞膜の脂肪酸バランスをオメガ3が整え、 内皮細胞膜機能が正常に働くようにするからです。 細胞膜は脂質が 多いために脂肪酸バランスが悪いと栄養素などが出入りが困難。 内皮細胞の機能低下、脂肪はアテロームや動脈硬化の原因となりま...
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第六十一話:フランスの最新セルフサービス有機農園: 獲りたて野菜と果物が新鮮、安全、激安

日本では野菜や果物の零細農業から脱皮し 工業化された集約農業を目指して、美味しく、生産歩留りと見栄えが良い野菜を作る 動きが強くなっています。 品種改良、水耕栽培、ハウス栽培などが急速に進んでいますが 野菜摂食の最大目的である栄養素やポリフェノールの含有量については ほとんどのケースで明細を記したファクトシートがありません。 一部の先進的な米国の研究所で最近の野菜類の栄養素を分析したところ、 伝統的な野菜が豊富だった50年前に較べ3割から5割の栄養素減少が明らかになりましたが 50年前のデータが不足しており、その全貌が明らかになるのはまだまだ時間が かかりそうです。 世界的な潮流ともなっているコストダウンと利益至上主義。 農業先進国に抵抗する動きがあるのは小さな救いでしょう。 フランスは遺伝子組み換え農産物を否定している農業大国でもあります。 フランスのマリー・セシルさんが露地栽培有機農場の最新事情を写真で紹介してくれました。 写真下左は価格表.下右は園内の栽培位置. (マリー・セシルさんの取材報告:2015年11月) ナント市内から車で20分強と少々遠いけれど、130ヘクタールの敷地...
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乳がん発現を阻害するブドウ・レスベラトロール

10月は世界乳がん注意月間(Breast Cancer Awareness Month:BCAM). 1985年に米国の全米がん協会が製薬会社の協賛で始めた行事. National Breast Cancer Awareness Month (NBCAM) 90年代の初めごろよりピンクリボンが民間癌基金などの行事シンボルとなりました. 発祥の米国では大統領が早期発見を訴え、ホワイトハウスがピンクに染まります。 (official press photo by the White house.) 危険因子の酸化酵素CYP1B1とダイオキシンTCDD 1.乳がんを防ぐブドウ・レスベラトロール(resveratrol) 世界では毎年約138万人の乳がん患者が発生. 45万8千人が死亡するといわれます。 乳がんは不妊や未婚女性に多いといわれますが原因はいまだに不明。 アメリカでは最大原因を都市化と西欧風ライフスタイルによる 肥満、糖尿病、動脈硬化を原因とする遺伝子変異と捉えています。 早期発見が完治のカギですが、死者の内、約26万9千人は経済面から 発見が遅れる低所得層が多い国。 これらの国は...
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2008年ノーベル医学生理学賞で示されたノーベル財団の正義: 仏米「エイズ・ウィルス発見者論争の背景」

2015年のノーベル医学生理学賞は日本の大村博士とともにニガヨモギより アルテミシン(アルテミシニン)を発見した中国の屠??(Tu yuyu)博士が受賞. トゥーユーユー博士は毛沢東がマラリアに苦悩する北ベトナムを支援する 523プロジェクトのリーダーでした. 2011年に屠??博士がアメリカ・ノーベル賞のラスカー賞(臨床医学賞)を 受賞した時に起きた彼女の受賞に対する異論と抗議の数々。 そっとしておけなくなり、世界に再び示されたノーベル財団の正義。 そんなドラマを感じる2015年のノーベル医学生理学賞でした. (*屠呦呦(Tu youyou)博士はいわゆる博士ではありませんが、関係者は 尊敬を込めて Drの尊称で呼んでいます.) 1. 2008年のノーベル医学生理学賞に話題沸騰 2008年10月6日、ノーベル医学生理学賞がフランスの エイチアイヴィー(HIV:Human Immunodeficiency Virus)発見者らに 授与されました。 ノーベル賞が真のエイチアイヴィー・ウィルス発見者へ授与され、これまで続いていた 仏米の発見者特定論争が決着したことは、感染症を研究する学者や...
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毛沢東の523プロジェクトと屠??(Tu youyou)博士: ノーベル賞受賞の背景に北欧人の気骨と正義感

世界の10億人以上が悩む蚊などが媒介する微生物感染症。 その撲滅に貢献した研究者ら3人が2015年のノーベル医学生理学賞を受賞。 その一人がマラリア退治の有効成分をヨモギから分離した中国人女性の 屠??(Tu youyou:トゥーユーユー)博士。 本人には国家プロジェクトをリードして発展途上国の悲劇を劇的に救済できた 満足感があったでしょうが、その功績は同胞や欧米人研究者で発見を主張する 声の大きい学者たちに掻き消され、永年認められることがありませんでした。 80才を過ぎた2011年、トゥーユーユー博士の功績が認められ、 アメリカン・ノーベル賞といわれるラスカー賞(臨床医学賞)を受賞した時に起きた異論と 抗議の数々は周囲を驚かせました。 ラスカー賞はベトナム戦争終結3年後の1978年に彼女が中国政府より その発見の実績により特別表彰されていることを重視。 彼女の発見に523プロジェクトが関与していることを認めながらも 彼女が主たる発見であることの何よりの根拠であるという認識でした。 (*屠??:Tu youyou)博士はいわゆる博士ではありませんが、関係者は 尊敬を込めて Drの尊称で...
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インドでリコールされたネッスルのインスタント・ラーメン

アジア、欧米を席巻するネッスル(Nestle)のインスタント・ラーメンは 先駆者の日本ラーメン、台湾ラーメンと並び世界の三大ブランドの一つ。 そのブランドは傘下のマギー(Maggi)が発売するMaggi Instant Noodles with Tastemaker。 いろいろな種類があります。そのうち9種類がインドの食の安全を仕切る FSSAI:The Food Safety and Standards Authority of Indiaに発売停止を求められて いたことが2015年6月3日に報道され、インド各州で騒ぎが広まっています。 「Nine variants of Maggi noodles 'unsafe & hazardous'」 指摘されているのは3項目。 表示外成分の鉛(Lead)が安全基準(2.5ppm)以上の 17.5ppm含有されていること。 MSGと称されるグルタミン酸ナトリウム(Monosodium Glutamate)が 含有されているにかかわらず「No added MSG:MSG添加なし」と不当表示されていること (The Food Safety and...
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消費者運動のターゲットとなったマクドナルド社のトランス脂肪

1.トランス脂肪酸のマクドナルド訴訟とは 消費者がトランス脂肪酸の危険性に気づき、食材、添加物に選択がむつかしい 外食から排除しようとする運動。 10年前にカリフォルニア州で始まりました。 最初の標的は外食産業の雄であったマクドナルド。 トランス脂肪酸排除を無視された消費者団体はマクドナルド相手の訴訟に持ち込みました。 その後2005年2月11日、米国カリフォルニア州マリーン郡(Marin County)の 上級裁判所(The California Superior Court)はトランス型脂肪酸(トランス脂肪)に関する 二つの訴訟の結審を発表。 原告は「トランス脂肪禁止」(BanTransFats.com 、Stephen L. Joseph代表)サイトと、キャサリン・フェック(Katherine Fettke)氏を代表とする集団訴訟グループでした。 訴訟内容 マクドナルド社は2002年9月に「これからはトランス型脂肪酸を減じた食用油を使い、 2003年2月までにその作業を終える」と公表した。 マクドナルド社は、消費者うけする、上記の宣伝を続けたにもかかわらず、 実際にはトランス型脂...
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猛毒ダイオキシンと魚介類の汚染:安全ではない日本の近海魚

ごみ焼却、排気ガスのダイオキシンは規制により90年代に較べれば激減しましたが、 過密国の宿命か、過去の膨大な蓄積のために、日本人は沿岸産魚介を筆頭に食物からの 摂取がかなり多いと考えられています。 ベトナム南北戦争より帰国した米国兵士の子. 枯葉剤として散布されたダイオキシン化学製剤PCDDsの 催奇毒素により両手なしで誕生. 母子、父子汚染の後遺症例として下記写真と共にホーチミン市の 戦争記念博物館に展示されている. 1.ウクライナのユシチェンコ元首相がダイオキシン中毒 EU、ロシアがせめぎ合うウクライナ。 2000年頃より今日の内乱が予想された騒乱が続いていました。 2004年に大統領選に立候補したユシチェンコ元首相(Viktor Yushchenko) とヤヌコーヴィチとの争いは激しく、選挙のやり直しが再度となるほどの混乱。 その当時、ユシチェンコが政敵に大量のダイオキシン類(PCDDs:TCDD)を盛られたのでは ないかと話題になり、改めてダイオキシンの猛毒性が注目されました。 2.寿司とザリガニでダイオキシン毒(PCDDs:TCDD)を盛られる? ユシチェンコ元首相は、200...